1級製図試験は、設計の初心者の登竜門ではない。
車の運転免許で例えるなら、タクシーの運転手になる為の2種免許ですね。
他人様の生命財産をあずかる責任の重い仕事だと覚悟することです。
「建築を知る はじめての建築学」鹿島出版会
この本は、はじめての建築学と書いてありますが、内容は1級製図試験に合格する為の
基礎知識が分かりやすく書いてあります。
なかでも紹介したいのは「設計者となるための心構え」
「自分で考える」「自分で決める」「自分で責任をとる」
これが仕事の現場で、できそうに無い者が不合格になる可能性があります。
可能性と書いたのは、採点者の判断に委ねられている為です。
この試験は、誰も減点法だと言っていない。公式に発表されたものを見たことがありますか?
(財)建築技術教育普及センター発表の「採点のポイント」「採点結果の区分」
「合格基準」のどこを読んでも、この試験の採点が減点法だと書いてありません。
それなのに、「エスキ-スアプローチ」と言う本の中では、まるで採点者のように
書いています。
又は、著者は、実際にこの試験の採点官の経験があるのかな。
そんな経験があったら名前をだして書けないかもですね。
昨年の「屋内プールのあるコミュニティ施設」で
私の知り合いの受験者の一人が学科製図.com へ答案採点出したところ29点で
その厳しい採点結果に、泣いてました。
合格発表後は、こんなので合格して良いのですか?と聞かれました。
私に聞かれても。と正直に思いましたがそれでも合格なのだから。と答えました。まったく迷惑な話です。
彼が精魂込めて書き上げたプラン、しかも彼の記念すべき合格プランなのに
その価値に気づけないのか? その受験者が可愛そうになりました。私の
理解できる範囲では説明しましたが、その場では納得がゆかなかったようです。
29点で合格するわけがないですよね。
そんな、本当かどうかわからない事を信じて後悔しませんか?
(財)建築技術教育普及センター発表の「採点のポイント」の項目を読んでも、
抽象的な概念が含まれていますので減点したら、きりがありません。
-100点なんてね。ですので、
採点法の実際はわからない。と言う意見が正確だと思います。


